ワクシングペーパーを使えばソールは焼けない？ べ～ぶるの試行錯誤
わたくしの ホットワクシング動画 をご覧になって「ワキシングペーパーを使わないホットワクシングなんて考えられない」という方はワクシングペーパーを使用されればいいのです。
ただ注意しておいたほうがいいのは、メーカーの謳う「アイロンによる焼きつき防止」のためのものだから、「ワクシングペーパーを使うとソールは焼けない」と思っている方が多いようですがそうではない、ということです。
ワクシングペーパー使用 ≠ ソールが焼けない
ワクシングペーパー使用 イコール ヤケドしない、ではありません。アイロンとソールの間に1枚ペーパーが挟まるから『焼けにくい』だけです。
アイロンのかけ方は十人十色でしょう。ワクシングペーパーを使って、ジワ～ッとそのまま板の長い方向に最後までかける人が多いですよね。私もクリーニングの時はそのようにやっています。
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使い方を誤るとヤケドさせてしまう
ただ、この「ジワ～ッ」のスピードが遅かったり、移動を止めたり、アイロンの温度が高いとソールは焼けます。ヤケドします。これはソールの非結晶部分に熱がかかりすぎるとその部分が溶けて再結晶化してしまい、WAXが浸透しない結晶部分に変質してしまうわけです。これが『アイロンによる焼け』といわれるものです。
このソールの焼けを防ぎ、少量のWAXで効果的に浸透させるためにワクシングペーパーが販売されています。これを使うことによってビベリングをしていないエッジでアイロンが傷つくのを防いでくれる「効果」もありますので、便利なものは使えばいいのですが、温度と移動速度に気を付けないとソールは焼けちゃう ということは注意しないといけません。
ソールの焼けってわかるの？
ワックスを掛けていてツルッと滑るところはヤケドしているところといわれます。目で見ただけではわからないという方もいれば、やたらとそこだけ光沢があるのでわかる、という方もいらっしゃいます。わたくしは実験としてヤケドさせてみました。ソールが熱で溶けた画像でご覧になりたい方はこちら → ソールがどう焼けるのか実験 ヤケドしたソールは、軽度であればサンディングで一皮むいてやることでリフレッシュできますが、重度の場合諦めるしかありませんのでヤケドはしない方がいいに決まっています。ヤケドさせないように注意しましょう。
ソールをヤケドさせてマズイのはシンタードソールやグラファイトソールです。エクストルーデッドソールはもともと溶けた状態から固まっているので「また溶かしちゃった！テヘペロ」レベルですから深刻にならなくて大丈夫。まあエクストルーデッドソールにホットワクシングはあまり効果ない(ちょっとは効果あります)ので、わざわざアイロンでホットワクシングなんてしない人の方が多いとは思いますけど。。。
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ワックス関連項目
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