アイロンの熱でソールが焼けるか実験 べ~ぶるの試行錯誤
前ページでスノーボードの芯材を燃やしてみてその正体を確認しました。これで捨てるのはもったいないので、ここではスノーボードのソールが焼けるというのを実験してみたいと思います。ホットワクシングの場合、「アイロンを一箇所に止めないように」とか「温度設定に注意」とかいわれますよね??「細かいことは気にしない」という方もいらっしゃるでしょうが、本当に細かいことをいっているのかどうか実験をして視覚に訴えたいと思います。
アイロンの温度140℃でソールに当てる
アイロンの温度は140~130℃の間を行き来する設定です。ガリウムのワックスでいうと低温帯で一番硬いグリーンをワクシングする時の推奨温度です。わたくしが使ったことのない温度目盛りです(^_^;)。SIMSのエクストリューデッドソールをアイロンに当て続けます。本当に焼けちゃうのでしょうか??
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アイロンの熱でソールが焼けるか実験の結果
スノーボードソールをアイロンに時間にして10秒くらいくっつけました。見事に焼けました。現象としては溶けました。製造時にソールが固まる前のトロッとした状態ですね。温度は極端に上げているわけではありません。ワクシングの推奨温度で一番高い温度なだけです。「ホットワクシングの際にソール上でアイロンを一箇所に止めてはいけない」ということがよくおわかりいただけると思います。
アイロンの掛け面を見てみると溶けたソールがねっちょりと付着しています。まるでリペアキャンドルです。そりゃそうですね。ソールを埋めるのにはソールと同じ材質。だから、ソールリペアしたスノーボードにホットワクシングをするとリペアしたところだけネチョッとするのです。それがイヤでわたくしはリペアをしなくなりました。
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