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ワックスって必要なの? べ~ぶるの試行錯誤

ワックスは何のために必要なのでしょうか。クルマのボディー用ワックスはボディーの保護とつや出し、言い方を変えれば、きれいになって汚くなるのを防ぐためですよね。お化粧にも通じるでしょうか。

では、スキー・スノーボード用のワックスは何のためにあるかというと、滑走性能の向上とソール素材の保護のために必要ということですね。

理論立てて説明するほどの知識はありませんので、化学的な説明は詳しい先生のところでお勉強いただくとして、上記2点のためのワックスですから、その必要性を感じる人はすればいいわけで、必要性を感じない人は別にしなくてもかまわないわけです。面倒といえば面倒ですから。。。

スキー・スノーボードのソール素材はポリエチレン系プラスチックが使われていて、その理由はワックスとの親和性から採用されている、要約すると「ワックスを使うことを前提にしてスキー・スノーボードは作られている」ということなのだそうです。

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ワックスの種類

ワックスにはいくつもの種類があります。

お店に行ってみると、スプレーワックス、液体ワックス、ペーストワックス、固形ワックス等たくさん並んでいて、温度や添加物、ベースワックス・滑走ワックス等々たくさんの種類があります。クリーナーとワックスを兼ねるスプレーまであります。

お店で店員さんに聞くと、(店員さんによりけりでしょうが)お客様の知識・レベルに応じて答えを変えてくると思います。面倒だと思わせれば買ってもらえないし、やる気があるのか熱心に聞いてくる人には深い説明もしてくれるでしょう。

まあ、価格的なこともありますし、初心者と思われる人にいきなりホットワックスは勧めないで、簡単なスプレーワックスを勧めてくれるのではないでしょうか。

簡単なワックスほど効果がすぐなくなる

ワックスに種類はあれど、簡単なもの・手間のかからないものほど、効果の持続時間が短いことを覚えておいてください。

ユーザーがみんな丸一日滑ってるわけではないし、人によっては2時間で切り上げることもあるでしょう。スプレーワックスなどの簡単なもので間に合うこともあります。そういうボーダー・スキーヤーさんに固形ワックスを生塗りして、汗をかくほど力いっぱいコルクで擦ることを勧めることはありません。くたびれるし(~_~;)

水気の多い春先のゲレンデなどは、ワックスがないほうが滑ったりもしますし、ソールの素材の一つ「エクストルーテッドベース」のスノーボードにはワックスは必要ないとも思いますので、一概には言えませんが、シンタードベースなどのワックスを浸透させることを前提としているソールにはやはり必要なのです。

さらに、ワックスの目的であるソール素材の保護のためには、ホットワクシングによるワックスの浸透が必要になってくる、というわけです。

次ページは、「ホットワックスのすすめ」 です。

ワックス関連項目

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