前ページで、ブーツをバインにセットした状態でブーツのつま先がはみ出ている画像をご覧いただきました。では、かかとはどうなのかを横からの画像でご覧いただきましょう。

横から撮影しました。つま先・かかと共に同じくらいはみ出ています。はみ出る＝ドラグする、ではないのです。実際にスノーボードとブーツの間にはバインディングのベースが10mm程度ありますから、高さはちょっとだけ稼いでいることになります。ドラグするほどはみ出る場合は取付角度を変えるか、ドラグしない程度にはみ出るスノーボードにするか、高さを稼ぐプレートなどのアダプターが市販されているようなのでそういうものを使えば回避できるらしいですが、ドラグするなら板を選んだ方がいいという説もあってそっちの方が頷けたりします。アダプタの類は使ったことがないのでおすすめすることはできないです。

ものすごく板を立てる（角付けするといいます）アルペンのカービングだと、こんな状態では間違いなくドラグするでしょうから、そうならないようにバインディングを前に振って（アングルをつけて）あるんですね。アルペンはソフトブーツじゃないし。。。

では、これだけはみ出てるんですが、実際に足はブーツの中でどの様になっているか見てみましょう。イメージですけどね。

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図解：ブーツの中の足の位置

こんなイメージです。アウターだけでなくインナーにも包まれているのが足です。さらにはソックスも履いていますね。

スノーボードをコントロールしているのはブーツではなく足なのです（あったりまえだ、と突っ込まれそう(^_^;)。つま先荷重、かかと荷重がちょうどよくかけられますね。だから、ブーツがスノーボードからはみ出るのは一面当然のことなのです。ご安心いただけましたか？？スノーボードからブーツがはみ出てはいけない、なんて誰も言ってないんじゃないかな～。はみ出ないように全てのボードがウエスト幅350mmだとコントロールしづらいですよ～(^_^;)

つぎのページは、 センタリング です。

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