スノーボードを買うときの注意事項 べ~ぶるの試行錯誤
スノーボードチェック方法
スノーボードを買うときは、現物確認できたら最高です。お見合いして決めるのがいいです。ソールはもちろん全体の状態をチェックできると一番いいですね。
ソールのフラットチェック
JIS規格の30cm定規を用意してお店に出かけましょう。お目当ての板に定規を当てて、フラット状態をチェックします。
メーカーの規格品とはいっても、そこは人の手で作ったものですから、厳密に言えば、一枚一枚状態が違います。
ものさしをエッジからエッジに当ててチェックしていくのです。フィルムで包んでありますが、当ててみればわかります。当ててみてください。
接雪点からボードセンターを経て、もう一方の接雪点まで、わたくしの場合5cm間隔くらいで見ます。まあ、接雪点とセンターともう一方の接雪点の3箇所は最低見ておくといいです。フラットなら安心して買い求められます。せっかくのお買い物ですから、よりいいものを買いたいですね。
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初心者・初級者にお勧めのソール形状
新品スノーボードのソール(滑走面)に定規を当てて上図のどの状態かを見ます。左からフラット・コンケーブ・コンベックス・船底形状となります。フラットとコンベックスと船底形状はそのように仕上げてある、ということです。
わたくしの知るコンベックスソールはRice28・011・NOVEMBER・SCOOTER(オガサカ系)はワザとそうしてあります。船底形状はBATALEON(バタレオン)3DソールやBURTON(バートン)K2のキッズモデルに採用されています。14-15 BATALEON(バタレオン) PUSH UP プレチューンナップ
初心者・初級者さんはコンケーブ以外ならどれでもいいですが、特に接雪点(コンタクトエッジ・スノーボード幅の一番広いところ)がコンケーブのものは買わないようにしましょう。「逆エッジの嵐」に見舞われて苦しい・痛いだけのスノーボードになってしまいます。通販等で届いたものがコンケーブならベースエッジビベリング加工をしてやることで「逆エッジの嵐」は緩和されます。
コンケーブは幅の狭いスキーではその仕上げはワザとしても、幅の広いスノーボードでコンケーブ仕上げなどしません。フラットにしてあるつもりが素材の収縮率などの違いによりコンケーブになっちゃっているものです。これは新品状態です。中古スノーボードなら使い古されてソールのポリエチレンだけが摩耗してのコンケーブ、もしくはバインディングつけっぱなしのスノーボードが変形(歪み)してのコンケーブが多いです。
ソール以外のチェック
ソールのフラット具合がOKなら、あとは
- デッキ表面(グラフィック)に不良がないか?
- デッキ端っこにカケがないか?
- スノーボードサイド部分に層間剥離がないか?
- エッジにダメージがないか?
北陸のチューナー先生に教わったことに「実績のあるプロショップでは入荷チェック時点で、半数ほどもメーカー不良として返品しちゃう」というのもありました。そんなのがB級品として市場に出回っているのかどうかは存じ上げません。
店頭で買う場合は、現物をチェックできますが、最近はボードも受注生産みたいになってきているようで予約注文で届くとか通販だとボードの状態を見てから買うなんてできませんから、ある意味『賭けごと』鴨(^_^;)新品スノーボードを買ってからの検品の模様は別ページにあります → 11-12 YONEX SMOOTH T キッズボードTUNE SCOOTER G-7 13-14 NOVEMBER ARTISTE 14-15 BATALEON PUSH UP 14-15 BATALEON BOSS
次ページは、 スノーボードをゲットして最初の手入れについて です。
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