超簡単なダリング べ~ぶるの試行錯誤
前ページのダリング判別方法でダリングされてないことがわかった場合、ダリングすることになりますが、自分で出来るかな?という方も多いのではないでしょうか。
ダリングやチューンナップと聞くと、「道具も持ってないし」などの理由で縁遠く感じちゃう、ハードル高いよという方が多くいらっしゃるでしょう?そういう方に対して「難しくないですよ」「やってみましょうよ」と声掛けするためにWebサイトを開設しているのですが。。。ちょっとした悩みがありまして。
手入れするのに道具がなくては始まらないのですが、「道具」というと取っつきにくい、出来ない、難しいと感じちゃう。ジレンマですよ。楽にチューンナップするためにはやはり道具は必要になってきますが、メンテナンスDIYを推進するわたくしとしては「もっと敷居を低くしないと」と思いましたので、わたくしがスノーボードチューンを始めた頃を思い出してそのやり方を再現してみました。
やってみればとても簡単なダリング方法を2種類紹介します。
Sponcerd Link
ダリングの前に
ダリングする部分を確かめてしるしをつけておきましょう。この印より中央側はダリングしてはいけません。中・上級者になるとこの印から5ないし10cmくらいも鋭いエッジが必要ということでダリングしないようです。興味のある方はこちら → オガサカ工場のダリング範囲
平坦なところにソールを下にして板を置き、コンタクトエッジ(接雪点)をマークしておきましょう。身近なものとしてはガムテープなどが簡単かも。付箋でも使えます。マスキングテープ一巻き持っていると便利ですよ。文字だって書き込めるし。
紙ヤスリでダリング
1つ目は紙ヤスリでダリングする方法です。所要時間は5分以内。費用は100円未満。ちょー簡単ですよ。
ホームセンターで1枚60円くらいで売っている紙ヤスリを使ってもダリングはできます。紙ヤスリだけ手で持ってでもできますが指がくたびれるので、木片に紙ヤスリを巻きつけてシャベル部分のエッジの角を落とします。角を削るわけです。細かい粉というかチリが出ますので、健康のために吸い込まないようにしましょう。
紙ヤスリには番手というのがあって、この作業でしたら、80番、100番、120番、150番、180番くらいかな~。どれでもいいです。番号が小さいほど、荒々しく時間も短く削れます。番号が大きいほど終わったあとが滑らかです。ダリングの原点に還れば、どれを使っても構いません。
紙ヤスリと木片です。持ちやすいサイズがいいので、紙ヤスリは適当な大きさに折り曲げてからちぎればOKですね。最近はかまぼこに板はついてないようなので、身近にある持ちやすいものならなんでもいいです。缶コーヒーみたいなしっかりしたスチール缶に巻きつけてもいいかも。
所要時間
シャベル部分1ヶ所をダリングするのにかかった時間は3分かかってないくらいです。
ダリングできているか確認
木片を押し付けてみました。押し当てた痕だけではダリングしてあるかどうかよくわかりませんが、爪を引っ掛けてみると引っ掛かりません。
メーカー製でダリングしていると謳ってある板でもこの程度です。角が尖ってなければダリングされているわけです。紙ヤスリだけでダリングしても、爪は引っかからないようになります。いかがですか?とても簡単でしょ??
超簡単じゃなくて本格的にしたいという方は、BURTON SE7EN と CUSTOM FLYING V 11-12 に作業したページがありますので、そちらをご覧ください。
つぎのページは、金属ヤスリで行うダリング です。