コンケーブボードのチューンナップ べ~ぶるの試行錯誤
スノーボードに乗っていると、だんだんと逆エッジが多くなってきた、とか、もらった板で滑ると逆エッジになっちゃうという方で、自分の腕・技術がないからだ、と思う前にスノーボードをまず観察してみましょう。エッジからエッジに定規を当てて、ソールがエッジよりヘコんでいたら(凹面)立派なコンケーブです。特に接雪点辺りがコンケーヴだと逆エッジにならない方がおかしいくらいのシロモノなんですよ。原因はバインディングのつけっぱなしが多いです。あとは屋外の日光が当たる場所での保管もヤバいです。ボードにとっては直射日光は毒でしかありません。
コンケーブになったスノーボードのチューンナップ
エッジから5cmくらいフラットにしてやるだけでも『逆エッジの嵐』からは解放されますので、そのやり方を説明します。
Sponcerd Link
スノーボードソールサンディング のところで説明しているように、約30cmの塩ビパイプに耐水ペーパーを巻きつけソールを水研ぎしていくのですが、いきなり水研ぎをしてもとんでもない時間がかかってしまいます。というのもエッジは金属なので、耐水ペーパーだけでフラットにしようと思うとなかなか進まない。
なので、あらかじめ金属ヤスリでエッジを削っておくのです。
コンケーブになったスノーボードなので、ビベリングを兼ねて、コンケーブの度合いにもよりますけど、だいたい5度くらいでエッジを含め接雪点含め10cmくらいでいいと思います、エッジ際1~2cmくらいをヤスリで削っておくと、あとの作業がはかどります。
このスノーボードはバインディング付きの中古で購入したもので、立派なコンケーブボード(^_^;)でした。エッジからちょっとの範囲までをフラット出ししたものです。これで逆エッジが防げるのは実証済み。
今回の中古ボードはバイン締め付けられっぱなしによるコンケーブでした。こうならないためにも、滑走後はスノーボードにバインディングを固定するボルトをほんのちょっとでいいから緩めてあげましょう。時間かかりません。1~2分でできます。安心・安全なスノーボードを楽しんで下さいね。
つぎのページは、コンケーブなボードの使い道 です。