2013 ABバインディングクリーニング準備 べ~ぶるの試行錯誤
アキュブレードヒールラチェットシステムのクリーニングと注油をするのはウィンターシーズン終了時だけなのですが、このヒールラチェット、1シーズンで何度動作してくれたことでしょう。。。1000回以上動いているはず。今シーズンは普通のグリスだったので氷点下17℃の時も固まることなく“仕事キッチリ”働いてくれました。
「道具は当たり前に使えてこそなんぼ」ではありますが、しっかり働いてくれた感謝を込めまして洗浄と注油をしてやりたいと思います。
まずは、YONEX XTSバインディングとパーツクリーナー、古歯ブラシ、ウェスを揃えます
洗浄の前に
※ロールオーバーイメージです。マウスカーソルを重ねると画像が替わります。
洗浄するにあたり、昨シーズンに考えた「クリーニングはラチェット動作時のバネが開いた状態で行うこと!」を実現するべく“自作ヒールラチェットクローザー”を使って、ヒールラチェットがブーツをホールドしている状態にします。
どうしてこんなことをするのかというと、「使用しているときはバネが開いている、その状態で異物の付着や混入があるから」というのがその理由でした。 ヒールラチェットが閉じている状態はブーツをホールドしているときなので、普通は見ることがありません、というか見ることが出来ませんね。
Sponcerd Link
新作自作道具
ヒールラチェット洗浄のために、ラチェットを動作させる“ヒールラチェットクローザー”を自作しました。別に作らなくても精密ドライバーの太いものでも出来ますけどね。前ページにある「ヒール・ラチェットプッシュ専用ツール」 は失敗作、というか、爪を閉じたあと掃除が終わるまで外せないのです。で、今回の新作となりました。
これを使って、ヒールラチェットを使用時の状態にセットしたら洗浄が開始できます。
バインディング洗浄時の体位(^_^;)
バインディングは垂直にセットしてクリーニングします。
ヨネックスのパワークッションは樹脂パーツなので、パーツクリーナーが掛かったり付着しないようにするため、自作アキュブレードハンガー にバインディングを引っ掛けてバインディングベース部を垂直に立てた状態にします。もちろんヒール側が下に来ます。
次のページは、2013 ABバインディング洗浄 です。