子供が喜ぶスケートボードを使った練習 べ~ぶるの試行錯誤
前ページまで、スケートボードを使った「たった20分の練習」で、フロントサイドターンが出来るようになったという体験談と、「後傾姿勢克服」にもスケートボードは有効というお話を記載しました。
ここでは、初心者スノーボーダーの連続ターン習得のために、子供が喜ぶ「スケートボード練習法」を考えて試したところ、とても楽しく練習できたのでその方法を紹介します。
まるでウェイクボード!?
スケートボードのノーズ側トラックにロープを結びつけ引っ張ってやります。下ばかり見るとバランスを崩しやすいので、下を見ることがNGというのがここでも体得できます。お子様にはこれもしっかり意識してもらいましょう。画像の体勢はヒールサードターンです。プッシュしなくても進むので(当たり前・引っ張っているのはわたくし=親です)とても楽しいみたいですよ。
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Pennyスケートボードがちょうどいい
今回の練習に使ったのはPenny22インチミニクルーザーです。ずいぶんと流行っているようです。類似品・パチモンが低価格でたっくさん出回っているのでよくわかります。パチモンは金額面から見ると安いですけど、モノの値打ちから見るととても高価です。お金をムダにしてしまうようなものなので、パチモンはお勧めできません。走らない・曲がらないなど、クオリティが低くて快適ではないのです。
Pennyはクルーザーというジャンルなので、ウィールが大きくアスファルト路面の継ぎ目なども(程度によりますが)突っかからずに通過できるのがメリットであること、そして、ポンピング(漕ぐこと)のためにトラックが曲がりやすいのでターンの練習にはもってこいですね。安物はこれが硬かったりするひどいパチモンがあります。「ペニースケートボード タイプ」なんて表示してあるんですよ。
今回の練習の目的
今回の練習は連続ターンの気持ちよさ、重心移動を含めたデッキコントロールを体で覚えるための練習です。
前ページまでのスケートボードを使った練習は「フロントサイドターンの動き」を体得することが目的でしたので、「手をつなぐ」という安心感が子供には良かったのですが、次の段階は自分が板をコントロールしなければなりません。
自分が板を操作するという意識をしっかり持つためには「自分だけで乗らないとわかりにくい」だろうと思われました。
そこで、スキーデビューの時の自作キッズハーネスのロープを利用することにして、トラックに結びつけて引っ張ってやったのですが、キャッキャ言いながら練習できました。
子供は春休みなのでわたくしの出勤前に練習したのですが、「もう終わろう」と言うと「え~っ!?もっと~」なんて言っておりましたので楽しく練習できた証と思いました。しめしめ(^_^)v
ウェイクスケートボード(今回の練習)の注意点
練習場の注意をいくつか。。。
○ 急に引っ張ってもバランスを崩さぬよう重心をしっかり真ん中に置くことを意識させること。
○ ロープでスケートボードを引っ張るのですが、極力均一な力で引っ張ってあげること。
○ ロープがたるんでウィール(タイヤのこと)に絡まないようにすること。絡むと急ブレーキが掛かったようになってお子様だけが飛んで行くので危険ですからね。
Penny(ペニー)ミニクルーザーについては姉妹サイトでインプレッションなどを記載しています。よろしければご覧ください。Pennyスケートボード
また、子供さんのスケートボード入門・練習の仕方などのキーワードでここがヒットする場合があるようです。スケートボードの安全な初歩練習はこちら→ 姉妹サイト:スケートボードの乗り方入門 にまとめておりますのでぜひご覧ください。
つぎのページは、ゲレンデに行って SK8 連続ターン練習の効果 を確かめてきました。