後傾姿勢克服にもスケートボードは有効 べ~ぶるの試行錯誤
前ページまで、スケートボードたった20分の練習で、フロントサイドターンが出来るようになったという体験談を記載しました。
スノーボードにあってスケートボードにないものをいくつか挙げておりますが、ここではそれに追加して「後傾姿勢」を挙げたいと思います。
スノーボードならではの後傾姿勢
「後傾姿勢が何故いけないか」は理屈ではなく危ないからですね。後傾姿勢ではスノーボードのコントロールが出来ない。乗っている人が乗っているものを制御出来ないわけですからこんなに危険なことはありません。
スケートボードはスノーボードに似ているけれど、スノーボードにありがちな「後傾姿勢」はあり得ないんです。後傾にできるのは「板に足が固定されているから」なんです。スケートボードで後傾姿勢を取ろうとすると足からスケートボードが離れてスケートボードのみで走っていってしまいます。
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「重心はいつも真ん中」をスケボーで我がものとできちゃう!鴨(^_^;)
スケートボードの重心は基本的にいつも真ん中。テールマニュアル(後輪だけの走行)の時でも重心は頭の下でバランスを取っています(理論的に説明するほど上手くないので詳しいことは専門の方のところで教わってください)。
スノーボードでは足が板に固定されているので、重心が保たれてなくても滑れちゃうんです。乗せられてるだけでも乗れているように錯覚しちゃう。
基本は真ん中、前足:後ろ足の荷重が4:6や6:4というのもケースバイケースですが後傾(0:10)ではスノーボードのコントロールが不可能となります(中・上級者さんのパウダーランなどは「0:10」の荷重配分でもボードコントロールされますが、ここでは初心者・初級者さんの話ですので念のためお断りしておきます)。
スケートボードは足が固定されない分、自分から板に乗っていこうとしないと姿勢が保てないので、スノーボード上達のためにいいトレーニングになると思うのであります。
スケートボードとスノーボードのオーリーは別物なので、オーリー習得はできなくても(できたら素晴らしいけど)いいので左右のターン(曲がること)だけでもいい練習になりますよ~。
現実的にはプロボーダーでも「後傾姿勢の克服は一生の課題」といわれることもあるくらい奥が深いのですが、スケートボードはスノーボード上達の役に立つと思うんですよね。
つぎのページは、 子供が喜ぶスケートボード練習法 です。