自作ブーツドライヤー「室温で乾くん簡単板」 べ~ぶるの試行錯誤
前ページで紹介している「室温で乾くん」は山道具道楽のご主人がお奨めされていたので、手元にあった12cmファンを活かすために板でフレームを作りました。「自作される方が増えればいいなあ」と思う一方で、木材とか自在キリなどは普通のお宅では持つことはないんじゃないかと思われるため、この実例で作るにはハードルが高いかも、と思い直しました。山道具道楽ご主人のお奨めをより広めるために、もっと身近な材料と道具で作れるものを思いついたので作ってみました。
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コンセプト
身近にあるものを材料に、道具も大して使わずに作れるものでなくては、というところからチョイスしました。道具はカッター・はさみ・キリがあれば可能です。ホースを貫通させる穴はドリルキリがあれば簡単ですが、彫刻刀の丸刀でも比較的簡単にできます。
材料
12V・4cmPCファン2個
CPUクーラーの取り置き品です。購入するなら秋葉・大須・日本橋の電気街の店頭に投げ売りされているので安く手に入れることができます。ACアダプターは携帯電話充電器でもなんでもアリです。車中泊をされる方は、シガープラグから12Vを取ってファンを動かせばクルマの中でも乾燥させられますね。
ペットボトル
自宅にあった空きペットボトルを使いましたが、若干ボトルによって底面の形状が違うので、一応選びました。
水道ホース
使っていない「とても短い水道ホース」があったので使うことにしました。同じように作ってみようと思っている人で「ホースは庭にあるから切ろう」なんて思わないでくださいね(^_^;)。実際に使っているものを切って失敬しちゃうと怒られるかも。ガーデニングされてる方はどこまで届くかわかっているので60cm切ってもバレますからね(^_^;)。欲しいなら欲しいと頼んでみましょう。
イメージを撮影するためにセットしましたが、実際はインナー・アウターを別々にするのでここまで窮屈そうには見えないかも。ちょっとの隙間で奥の湿った空気は出ていきますけどね。ちょっとの隙間を稼ぐためにペットボトルは四角形を選んでいます。
ホースは伸縮可能です。ホースが上手い具合にブーツ先端に当たって空気が通らない状態になった時に(実際そんなことはないと思いますが)でも風は送り出せるようにホース先端に6mmのドリルキリで穴開けしました。ついでに穴開けなんて難しいという方のためにホース先端に切り欠きを入れました。
駆動してみると、同じファンではないので風量に若干の違いがありますが、室温の空気が動けばそれで乾くのでヨシとします。
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