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サンディング ファナティック後編 べ~ぶるの試行錯誤

WAX除去

リムーバーを吹いて汚れを溶かしているところです。
WAXと汚れを浮かせてからキッチンペーパーでゴシゴシ拭き取っていきます。
拭き取ってソールにツヤがなくなるまでリムーバーを吹いては溶かして拭き取りを繰り返します。
横に見えるペットボトルは実は灯油で、まず灯油で大きな汚れを取って、クリーニングの仕上げにリムーバーを使ってます。節約のための庶民の知恵です(^_^;)。

サンディング

いよいよサンディングです。水をかけながら耐水ペーパーでサンディングします。
耐水ペーパーを塩ビパイプに巻いて、通常はエッジからエッジにかけるのですが、この板コンベックスなので、フラットにしないように片側ずつ研いで行くことにします。

言葉足らずを訂正し追記:H25.04.25

上の「通常はエッジからエッジにかけるのですが」の部分について此の度読者さんからご質問がありました。具体的な質問は「これは板に対し短い方向(横方向)で耐水ペーパーによるサンディングを行うという事でしょうか?」ということでした。答えは違います。言葉足らずで誤解を与えかねない表現でしたので、新たに図と解説ページを作り追記します。補足ページはこちら → ソールサンディング 方向性と側面図

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600番までかけたところ

耐水ペーパーは180番、240番、320番、600番まで使用したところです。一皮むけてソール本来の性能がよみがえりつつあり、ある程度水を弾いています。

1000番までかけたところ

800番、1000番まで研いだところです。水玉が表面張力でプックリしているのがお分かりいただけるはず。
ソールがスベスベで水の表面張力を壊さないためだそうです。北陸のチューナーエンジニア先生に習いました。
やはり現役時代はバイン着けっ放しだったようです。メネジ部分がずっと引っ張られていたせいでへこんでいます。
こうならないように私のボードは滑り終えたらバインを外すようにしています。ゲレンデに行くときも軽くバインのネジをつけており、滑り始める前に締めるのです。

サンディング終了

いかがでしょう。すべすべです。
これからエッジビベリングと滑走に必要ないエッジのダリングをして、ソールは軽くスクレーピングしてケバをとってからワクシングします。
ベースビベリングを入れていれば、滑走時のメリット以外にメンテナンス面でもメリットありますね。
スクレーパもアイロンも傷つかなくて済みます。

いかがですか?ソールリフレッシュ・ソールサンディングって簡単でしょ?難しくないんですよ。

次ページは、スキーのサンディングの様子 ですが、表面が劣化したソールが、その本来の働きをしないので、一皮むくという、その意味がわかりやすいと思いますので、ぜひご覧ください。

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