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ソールサンディングの方向性と側面図 べ~ぶるの試行錯誤

前ページのサンディング開始時の画像のところで「いよいよサンディングです。水をかけながら耐水ペーパーでサンディングします。耐水ペーパーを塩ビパイプに巻いて、通常はエッジからエッジにかける※1のですが、この板コンベックスなので、フラットにしないように片側ずつ研いで行く※2ことにします」と記載しています。

言葉足らずでわかりにくい表現をしていましたのでお詫びして訂正します。

上の※1印「通常はエッジからエッジにかけるのですが」の部分についての質問「これは板に対し短い方向(横方向)で耐水ペーパーによるサンディングを行うという事でしょうか?」ということでした。
答えは、違います。ご理解いただき易さを目指して、新たに図を作りました。

サンディング方向
サンディング方向

塩ビパイプ(耐水ペーパー巻きつけ済み)をエッジからエッジに渡すのです。そして長手方向に掛けていきます。

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さらに※2印は横方向から見ると下図左のようになります。

ソールの状態によって掛け方が異なる
横方向から見た図

左がコンベックスソールの場合のサンディングの仕方です。コンベックスソールは気を使ってサンディングしないとせっかくのコンベックスを削ってしまい、大変もったいないことになってしまいます。
右がフラットなソールの場合です。コンケーブソールでもエッジから5cmくらいフラットになればひどい逆エッジは防げるともいわれます。

ソールサンディングについて

ネット上では某掲示板でも「ソールサンディングはマシンでないと出来ない」「素人が手で出来るものではない」「自分でサンディングなどするものではない」なんていう書き込みが散見されます。。。そういうご高説に対して、わたくしが「ウソだ」なんて言うつもりはありませんし、訳もわからない(道理を理解しようとしない)人がせっかく生まれてきたスノーボードをメチャクチャにするのを防止するお役目は果たされているんだろうと尊敬さえします。

でもね、ソールサンディングという作業の目的を考えてみると、素人が出来ないほど高精度の物体ではないのですよ、スノーボードって。ホンの0.0数ミリという薄皮を削ってあげればいいだけの話なんです。

わたくしがこのページ最初の図のように、スノーボードソールの長手方向に向かって(両方向に矢印引いて)サンディングする、という自分のやり方を記載すると、それを見た識者は「ノーズからテール方向の一方通行なんだよ、ウソばっかりだな」などと非難されることもあるようです。世の中にはいろんな説がありますので、読者様もロムラーさんもこのページをご覧になっても決して鵜呑みになさらずに、ご自分の信頼できるやり方(後悔しない方法)でメンテナンスをされるといいと思っております。信頼できるプロに任せるのが一番安心でしょうし、自分でしたい、という方を引き留めるつもりも毛頭ありません。

道具も腕のうち、といわれます。道具をしっかりメンテナンスしてあげてスノーボーディングもスキーもレベルアップしていけたら素晴らしいライフになると思いますので、どうぞご自分の人生を謳歌なさってくださいね(^_^)v

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