ソールサンディングに使う道具3 べ~ぶるの試行錯誤
空研ぎでどこまで研磨するか
ベルトサンダーで研磨までする場合、600番なければ400番までかければ仕上げまで出来るはず。スノーボードのソールはメーカー出荷状態で、だいたい400番程度の仕上げだそうです。中にはもっと粗いのもあるそうですが、メーカー出荷状態のコーティング剤で分からないようになっています。
水を使わないヤスリ掛けを空研ぎと言いますが、仕上げはきれいではありませんので、最後に水研ぎした方がいいと思いますが、あくまでも個人の感想です。
あるスポーツ用品量販店内でスキーのサンディングをミニサンダでしているのを見たことがあります。あっという間です。仕上げはきれいではないんですよ。サンディングする前よりはよくなっているんですがウ~ン。。。でもまあワックス塗っちゃえばきれいに見えちゃいますからあれでもいいんでしょうね。私はイヤですけど。荒れたお肌を化粧でごまかすようで。ワクシングの前の下地はツルツルスベスベがいいです。
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電動工具を使うなら
サンディングに電動工具を使う場合、ベルトサンダーより使いやすく実用的かな~、と思うのは右画像のようなミニサンダです。
わたくしオービタルサンダに水研ぎ用アダプタ(自作)をセットして、耐水ペーパーをセットして水研ぎしたことあるんですが、やってみるとビックリします。あのウィ~ンという動きですっごい量の水玉が跳ねる、というか飛び散るんです。
電動工具を水のあるところで使う、というのは感電の危険性を考えると「よい子は真似しないでね」なんてことになります。
下の画像が水研ぎ用アダプタをセットしたサンダーですが、多くのサンダーは穴あきペーパーを使って削りカスを吸い上げる仕組みになっているので、水を吸い込ませたくないから作ったアダプタです。
安全面から考えて現実的なのは、400番くらいのサンドペーパーをミニサンダーにセットして空研ぎを済ませ、その後600番で手で水研ぎするならかなり有効と思われます。でも、細かいことを気にするとやっぱり使うのは躊躇します。というのもミニサンダーはその特性上ソールの上を回転しながら研削するので、ストラクチャーのようにタテではなく、横や斜めの研削あとが残ることになるので(目には見えなくても)、厳密にいえば滑走方向へのサンディングが望ましいのです。
つぎのページは、ソールサンディング(研磨)は水研ぎの方がきれいに仕上がる です。