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シーズンオフ:スノーボードの保管場所 べ~ぶるの試行錯誤

スノーボードはどこに保管されてますか?

わたくしは、家の倉庫です。アパートの倉庫なのですが、建屋内に設けられているので温度変化が少ないからです。

スノボードチューンナップを含めてシーズンインまで預かってくれるショップもありますよね。収納スペースの問題等で、多少の費用がかかってもそっちの方が安くつく、という人はそういうショップを利用するのも手ですね。

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スノーボード保管のポイント

スノーボードメンテナンスに興味を持ち始めた時に、ネットで教えを受けた北陸のエンジニア先生に教わったことをもとに保管時のポイントを記載しますね。先生の教えでは「凍死状態」が一番劣化しない、ということなのです。

バインディングは取り外す

バインディングをスノーボードから外して保管しましょう。収納の関係でバインディングを外せない場合でもマウントボルト(ビス・ネジ)は緩めておきましょう。バインディングを着けたまま(バイン固定ネジを緩めずに)の保管による板はコンケーブになる危険性が高く、そうなった場合は逆エッジになりやすくなります。コンケーブの危険性

空気との絶縁

ソールを酸化(劣化)をさせないためです。ソールにホットワックスをして保管するのはこのためです。ソールを窒息させるわけですね。

日光に当てないこと

日光には紫外線が含まれていますね。ソールは劣化しデッキは色褪せていきます。

紫外線だけでなく熱線も受けますので、刻々と変化する温度で膨張と収縮を繰り返し劣化してしまいます。プラスチックにとって紫外線と温度変化が大敵ということです。スノーボードのエッジ以外の表面は裏も表もプラスチックです。そのほとんとがプラスチックで構成されているバインディングなどは紫外線で硬く、そして脆くなるという大変なダメージを受けてしまいます。

置き方

スノーボードは横に寝かせて立てて保管しましょう。仰向けも俯せも嫌います。寝かせて立てるイメージはここ→ 自作の保管ラック にあります。

それがムリなら立てかけておきましょう。

保管する場所

温度変化が少ない場所で保管しましょう。直射日光が当たるような外倉庫(〇〇〇の物置)とか、屋外とか、風通しの良い所は避けましょう。屋内といえど屋根裏も高温になるので避けましょう。

「風通しの良い所で保管」はマチガイ!!

「風通しの良い所で保管しましょう」なんてことを言う人いますが、真に受けてはなりませんよ~。ウソですから。干物を作るなら正解でしょうが、スノーボードには適用できないのです。

スノーボードは、金属(エッジやネジ)とプラスチックと木やカーボンでできています。これを風通しの良い所に置くと雨天時は湿気を含んだ空気がやってきます。夏には高い温度の空気が、秋冬は乾燥した空気に晒され、モノというモノは劣化するのです。過酷じゃありませんか?だから、風通しの良い場所でなど保管してはいけないのです。風通しがなく、じめじめ湿気ていなくて、ある程度温度の一定しているところがいいのです。

通勤途中のお宅の勝手口の所に、スノーボードがバインつきで立てかけてあるのですが、立てかけられているところが均等に接してないんですよね。スノーボードが歪みそうで気の毒に感じてます。

こういう保管は、いわゆる屋外で使うものだから外に置いておく、となっちゃうのでしょうか。スノーボードをしない人の感覚なら、外で、地べたで使うものだから、屋外に置いておく、、、一般的な感覚だとそうかもしれません。

屋外は、夏は直射日光の当たるところなら40℃~60℃くらい??冬は氷点下でしょう。寒暖の差でスノーボードが傷むのです。

シーズンオフの保管まとめ

板は寝かせて立てる、温度は高いよりも低くある程度一定、日光の当たる場所ではなく暗い場所に置く、真空(無酸素)にするということです。無酸素にする方法はつぎのページで。バインディングも日光の当たらないところで保管しましょう。

スノーボードは、きれいに洗って、ソールにホットワックスを塗って空気と絶縁して、倉庫がなければ家の中で保管するのもアリですよね。人が住んでいる所は人が住める温度帯なので比較的温度変化が少ない。

ということで、押し入れ・クローゼットでもいいですよね。直射日光が当たらないなら「見せる収納」でインテリアにするのもいいと思います。でも蛍光灯自体紫外線を出すので、気になる方はやっぱり暗い所がいいでしょう。

「見せる収納」スノーボードラックはこちら→ 2枚を飾るラック 3枚ディスプレイラック 5枚ディスプレイラック

シーズン中の保管は?

シーズン中の保管はシーズンオフと同様でいいです。「保管が屋内だから暖房が付けられない」なんて気にする必要ありません。ストーブの前に置かないことだけ気を付ければ屋内の方が温度差は少ないです。

保管時に空気とソールを絶縁するためホットワックスを塗りますが、ホットワックスなら何でもいいのでしょうか??

つぎのページは、保管時のホットワックスについて です。

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