POWCANT(パウカント) べ~ぶるの試行錯誤
前ページでカント付バインディングを取り上げました。ほとんどが中・上級者モデルですね。初心者用のエントリーモデルには贅沢なのかしら(^_^;) ここでは、バインディングにカント機能が付いてなくても自分で好きなだけカントチューンが出来ますよというカントプレートの「POWCANT(パウカント)」を取り上げたいと思います。
後付け調整のカントチューン商品「POWCANT(パウカント)」
POWCANTというカント(傾斜)をつけるパッドが市販されています。 これはダックスタンス等で足を開いた時に足裏は板に水平に固定されることになるので膝に負担が来る、というのをより自然な形に出来るというものです。
使い方はバインディングをスノーボードにマウントする際にバインとボードの間に挟み込むという形態です。
パウカントの公式サイトはこちら。http://www.powcant.com/
パウカントの他にも「カットカント」や旧来からある「ユニバーサルカント」などあるようですが、わたくしよく知りません。
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POWCANTでどうなるか
パウカントは角度が2度と決まっているのですが、1枚の角度が2度なので2枚重ねで4度、3枚重ねで6度という使い方が出来るようです。 フォローズさんにお邪魔した時にも現物を触って拝見したのですが、柔らかい素材なのでクッション性はあれども薄いので緩衝材としては使えなくもないですが、YONEXのパワークッションほどの働きは期待できないんじゃないかと思えたんですよね。モリスポに行った際にPOWCANTを体験できるキットが置いてあったので履いてみて感じることが出来ました。そこで体験したイメージをもとに図を作ってみました。
バインディングのシルエットは「RIDE KS 2013-2014」をモデルにしました。図の上段がいわゆるごく普通の状態ですね。下段がパウカントを3枚重ねして両足にセットしたイメージです。13-14現在のスノーボードは段々にスタンス幅を広げてきているようだともいわれますし、パウカントが注目されるようになったのはロッカーボードが流行りだしてからともいわれます。ガバッと足を開いて装着すると膝の可動範囲が制限されるのでカントがつくことで膝の動きが戻るのはいいことなんですよね。きっと。
カントチューンインデックスメニュー 自作カントプレートインデックスメニュー
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