グラトラー向けビベリングのススメ べ~ぶるの試行錯誤
H26はじめから「グラトリ ビベリング」というキーワードが増えたように思います。グラトリブームがさらに隆盛のご様子ですね。「これからグラトリを始めるんだ~」という方は(スノーボードによって)エッジビベリングを施してやるといいと思います。
どうしてグラトリにはビベリングなの!?
グランドトリック(世界的にはバタートリック)は回転系にせよ擦り系にせよ、エッジが直角では引っ掛かりやすいですね。グラトリはどんな板でもできます。硬くてしならせられないものは難しいですけど、初心者用セットものでも出来ます。ただ、出来るのですがエッジが直角ではやりづらく感じるのも確かです。そこで、工場出荷状態である「直角のエッジ」にビベリングを施すことによって「回しやすい、逆エッジになりにくいスノーボード」に仕上げることができちゃいます。
グランドトリック(バタートリック)がしやすいといわれている、例えば「011Artisticのスノーボード」はメーカー出荷時点でエッジビベリング処理がされているのです。だから逆エッジ転倒もしにくいし、変にエッジが引っ掛かりにくいので回しやすいと感じるんですね。ノベンバー・スクーターのオガサカ系もエッジビベリング処理が施されています。ビベリングを謳ってないスノーボードは直角のエッジと思っていいです。ただ、「ビベリングしてるよ」といいながら中途半端にやめているモデルも実例としてあります → バートン セブンのエッジ観察とダリング
ネット通販(H26初頭現在)でさえ「新品ボードにはビベリングを含めた初期チューンを施す」とまで謳っているショップもあります。「グラトリを楽しみたいが自分の持っている板のエッジが直角」ということなら、それは自分で加工すればいいのです。
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素人がエッジを削ってはいけない??
よく掲示板などで「素人がエッジを触って(加工して)はいけない」などという書き込みを見かけますが、本当にそうなんだろうか、と常々疑問に思っていました。ある時、その疑問が解決したのです。結論として「確かに触ってはいけない人」が世の中にはいらっしゃいますね。
では、エッジ加工しても大丈夫な人ってどんな人?となりますが、一つの目安としてMajiLucky流の判別ポイントを提唱します。それは「鉛筆がナイフで削れるか削れないか」で判断してもいい!!あくまで目安ですが、不器用な人にも「やる気がない不器用」と「天然の不器用」と様々なようです。日本人の細かさならほとんど出来ると思っていたのはわたくしの大いなる思い込みでした。
ノミの刃でこじる人、五徳の中心にヤカンを置けない人、車のヘッドライトを点けたままキーを抜きアラームに気づきもせず車を離れバッテリを上げる人、何でもかんでも接着剤で直そうとする人、掃除機のゴミパックの交換もせず「ゴミを吸わない」とクレームを言う人、などはやめた方がいい鴨。。
鉛筆が削れない人ばかりでなく、器用だけど自信がない方、箸より重いものを持ってはいけませんと教育されている方などは、エッジビベリングを施したい時にはチューンナップショップに頼むか、最初から加工されているスノーボードを購入されるといいでしょう。
専用ツールを使えばより安心鴨
包丁が切れるように研げる方はご自分の工具でなさってもいいですし、道具はなくても「ボク(ワタシ)は器用だって言われる」とか「フィギュア(人形)だって作れるんだよ」という方は専用ツールを用意して早速なさってください(^_^;)。ちょっと削るだけなんですよ。いい加減にしてはいけないだけなんです。難しくないです。ヤスリの取扱説明書のおいいつけを守れば出来ます。慎重にすれば大丈夫ですよ(^o^)。グラトリ好きな人はもっと簡単に楽に出来るようになるでしょう。
つぎのページは、 エッジ仕上げ道具の作り方 です。