バインディングが古くなってきたら べ~ぶるの試行錯誤
バインディングは自分の意志をスノーボードに伝えるギアですが、その材質から古くなってきたものを使う時に必要な心構えを記載します。
兄弟・友人のお古を譲り受けた時など
バインディングの多くはストラップ式で、材料はプラスチックが使われています。
プラスチックはその特性として柔軟性を持たせられるのですが、古くなってくると「経年劣化」といってだんだんと硬く脆くなってきます。そしていずれ寿命を迎えます。
バインディングのパーツで一番強いストレスを与えられているのがストラップですね。これは破断しやすいため、交換部品も販売されていますから交換は可能です。
交換できないものが壊れたら寿命と考えるしかないですね。例えばヒールカップなどが割れて、その部分が力の加わる部分なら修理は困難と思います。ショップに相談して修理可能ならいいのですが、このご時世では修理代を考えると新品購入の方が結果的に安く上がっちゃうものですよね。
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わたくしの体験
以前使っていた、YONEXのICARUS-4は1年型落ちを購入したシーズン中にアンクルストラップが破断しました。
「あれ!?バインのホールド緩いなあ」と見たら切れていたのです。このバインディングは、わたくしにとって1年目でもこの製品は生まれてから2年以上になるわけで劣化もするし、おとなしい乗り方かと聞かれればそうではないので致し方ないものでした。
その時はスキーパトロール受付に行って「バインのストラップ破断の修理してくれるところありませんか?」と尋ねたら、「あそこのレンタルボード屋さんなら対応してくれると思う」と教えてくれたので行きました。ストラップは各社似たようなものですが、取り付け穴にしても直径や形状が違うものを加工して修理してくれました。それ以降予備のストラップを持って行くようにしています。
バインディングストラップの破断など、慌てずにスキー場の係員さんに尋ねてみましょう。
頂き物や以前にしていた時のものを引っ張り出して使う方はそういうこともお含み置きいただくと、いざというときに焦らなくていいと思います。
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