バインディングの点検・保管 べ~ぶるの試行錯誤
バインディングは自分の意志をスノーボードに伝えるギアですが、ストラップ等を留めているネジが取れただけでも、最悪の場合その日は滑ることができなくなります。ちょっとした点検・目配りで防げることが多いので見るクセをつけることをお勧めします。
点検
ストラップを止めているネジ(ボルト・ナット)に緩みがないか、取れそうなパーツはないかをときどき確認しましょう。特に新品を使い始めた、という時は昼休みくらいに一度確認しておくことをお勧めします。
持ち主に聞いたらハイバックの角度調整のためのパーツが知らぬ間になくなっていたとのことです。
Sponcerd Link
緩みの実例
これからスノーボードに行こうというときに、点検した際に実際に緩んでいるのが見つかったので画像を撮りました。
※ロールオーバーイメージです(マウスカーソルを合わせると画像が替わります)。
アンクル調整ベルト(アンクルクッションがついている方のベルト)の固定金具に緩みがありました。
このボルトは2番のドライバーで締め付けます。思い切り締めるのではなく、ラチェットベルトが動く程度に、ほどほどに、ですね。
参考までに、ラチェットバックル(手で締め込む金具)に差し込む方の「ギザキザのベルト」はアンクルラチェットベルトといいます。つま先側はトゥラチェットベルトですね。
点検せずに滑っていたら・・・
この緩みは、結構な緩みでした。スノーボードという振動のあるところではネジなど緩む一方ですから、点検せずに滑っていたら、いつの間にかアンクルクッションが取れてなくなっていたはず。滑ってきたところを探せばアンクルクッションは見つけられたとしても、留めていたボルト・ナットは多分見つけられないでしょう。。。その日はそこで終わりになってしまう危険性が高いです。点検のクセはつけておいた方がいいですね。
バインディング(ビンディング)関連
バインセッティング 初心者さん向けゴーグル使用上の注意 もどうぞ。
つぎのページは、バインディングが古い場合の注意事項 です。