MajiLucky 四方山話 スノーボードブーツの寿命 べ~ぶるの試行錯誤
メンテナンスやチューンナップに関係ないよもやま話、雑談のコーナーです。
前ページまではスノーボード「板」の寿命について縷々記載しました。ここでは板以外のスノーボードギアとして、スノーボードブーツの寿命を考えてみたいと思います。
使い込んでの寿命
「ブーツの寿命といえばこれ」と想起する方はパワーユーザーと拝察いたします。何日間・何ヶ月・何シーズンか判断基準が人によって様々でしょうが、「ブーツがへたってきた」「柔らかくなりすぎた」「(内寸が)大きくなってきた」など、ブーツ本来のハリというか強靱さがなくなって頼りなくなってきた、なんていうケースです。これはブーツも本来の働きを全うしてくれたことになりますので致し方ない理由ですね。
「臭いニオイが取れない」とかも使い続けられない理由になる鴨。。。手入れの仕方でも寿命は変わると思うので、わたくしは使ったらすぐにブーツドライヤーで乾燥させております。ブーツドライヤー自作はこちら → 靴・手袋乾燥機
そうは申しましてもブーツ自体が消耗品です。ブーツの持ち味を存分に楽しんで寿命と出来ればブーツも本望ではないでしょうか。
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オーナーの気持ちによる寿命
これは、単純に「ブーツを買い替えたくなった」「新しいのが欲しくなっちゃった」「熱成形の出来るブーツに替えよう」という持ち主(使用者・オーナー)の意志で寿命を迎えるかもしれません。誰かに譲って差し上げれば寿命とはいえませんが。。。かくいうわたくしもときどきはブーツの試着をしています。自分の足に対するフィット感がブーツによってどう違うのかは常に関心があります。
経年劣化による寿命
ブーツソール(靴底)がベロッと剥がれたとか靴底がボロボロになってきたなど、年数の経過による劣化という現象が起きます。未使用品でもこれは免れません。形あるものはいずれ崩れますよね。
紐が切れた、Boaワイヤレースが切れた、表皮が剥がれてきた、いろいろ現象はありますが、交換できるものなら交換すれば使い続けることは出来ます。
ブーツの劣化でよくいわれるのが加水分解という現象です。樹脂製品は劣化が早いですね。ただし、何でもかんでも加水分解ではなくて、ソールが剥がれたなんていうのは接着剤の劣化ですね。ブーツソールがボロボロと脆く崩れたようなのはその製品自体を諦めた方がいいと思いますけれど、ソールのハガレなら接着剤で再接着すれば使えます。ブーツ補修