ワックスアイロン既製品と加工品 べ~ぶるの試行錯誤
ここで、一流メーカー・ガリウムのワクシングアイロン(以下ガリアイロン)と、わたくし専用衣類用アイロンの加工品(以下べ~ぶるアイロン)を比較してみます。
ガリアイロンはコンパクトですね。小さく見えます。
掛け面の面積:べ~ぶるアイロンの方が大きいです。が、余り変わりません。
手ぶれですみません。手相が見えてましたので消しております(^_^;)
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かっこいいですよね、ガリアイロンは。ワクシング専用アイロンは細やかな設定ができるように思われていますが、実際に温度計で測ると「結構適当なんだね」と思いますよ。電源を入れ目盛りを120度に合わせて5分程度放置したあと計測してみたら、外気温3度、多少の風がある屋外でアイロン温度は最高で130度、最低で104度、結構な振れ幅があることがわかります。ウソだと思う方も思わない方も、ソールを焼かないためにもご自分のワクサーを計測されてはいかがでしょうか。
比較としては、両方とも温度調節できます。
120度の目印設定で電源を入れ、しばらく放置した後、温度計で測ってみたら、119~129度の間で動作します。
実際は煙の立たない温度で使用します。
そのほかは
電源コード長さ:専用品の方が約3mと長いです。べ~ぶるアイロンは約2m。
掛け面:ガリアイロンの掛け面はフラット、べ~ぶるアイロンの掛け面はコンベックス。
重量:ベーぶるアイロンの方が重いです。
「衣類用アイロンはワクシングに使えない」は本当??
某掲示板でも、「衣類用アイロンをワクシングに代用できないか」という質問にいろんな意見が書き込まれるのです。衣類アイロンをワクシングに使って再度衣類に使うと困ったことになる(経験者)ので、その意味で「使えない」は本当です。でもワクシング専用にはできちゃうんですよ。
色んな意見の中でも「衣類用アイロンはメーカー製ワクシングアイロンに比較して温度が適当」とかいわれますが、温度計で計測してみると「本当にそうなのかなあ、感覚での話じゃないのかな」と思えてなりません。衣類アイロンは熱に弱い化繊から高熱を掛けないとしわが伸びないコットンまで幅広い温度帯をカバーできるものです。ヒーターで加熱してヒーターをOFFにする、温度が下がってきたことをサーモスタットで感知して再度ヒーターONで加熱してある程度まで加熱するとヒーターをOFFにする、というアイロンの原理は衣類用もワクシングアイロンも同じものです(数万円するデジタル式は知りませんが)。両方使い比べると、ワクシング専用として販売されているアイロンの方が温度管理は適当であるように思うんですよね。
念のため再度申し上げますが、衣類用アイロンを奥様に断りなくコッソリワクシングに使って、キレイに拭き取ったつもりでも、再度衣類に使うことは止めましょう。すぐに発覚します。「言葉じゃ納得できない」という方はやってみるとわかります(^_^;)。
つぎのページに、ソールをヤケドさせないよう、また傷をつけないよう、アイロン使用時の注意事項 をまとめておきます。