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カスタムフライングVのセットバックに疑問符 べ~ぶるの試行錯誤

前ページのチューンナップ後、バインディングを取り付ける際に顧問さんから質問を受けました。

質問内容というのが「カタログにはセットバック10mmと書いてあるのに、20mmじゃないかと思うんだけど、ネットで調べてもわからない」というお話です。こういう話は思い込みとか思い違いがあることが多いので、自分の目で確かめるため、スケールを取り出し計測してみました。

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BURTON ONLINE STORE

BURTON CUSTOM FLYING Vには、スタンス幅の目盛りに「REF」(refer:ここだよって言ってる)表示があります。『このボードの性能を活かすならココに乗ることを勧めるよ』という記述ですよね。

スケールで計測すると、ノーズからREFまでの寸法とテールからREFまでの寸法に40mmの差がありました。これって、センターから20mmセットバックしてあると解釈できるのですが、カタログではStance Location10mmになっています。セットバックが10mmと記載してあるのに、ボードセンターからは20mm、なんでこうなるの?と。。。

詳しい方がボランティアされてる掲示板で聞くことに

どうしてこうなっているのかさっぱりわからないので、お詳しい方のご教示をいただこうと大手ポータルの質問掲示板で聞きました。ココの掲示板はカテゴリマスターさん(何人もいらっしゃいますが)の説明がとても詳しく、いつもご回答を拝見して見識の深さに驚き、丁寧な言い回しに理解しやすい表現、おまけに参考情報までくださるご回答は『一種のアート』と尊敬しているんですよ。

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すぐさまご回答が!!

なんと質問を投稿してから30分も経たぬうちに、ご丁寧な回答をいただきました。以前にもバートンセブンのソール素材の質問で助けてくださったカテゴリマスターgo_goさんです。

お答え「セットバックの計算は、サイドカーブの中心から何cmバックか、と見ます。表記の場合REFの位置がサイドカーブの中心から10mm後ろです、と言う意味です。」

ええ!?サイドカーブの中心??全長の中心じゃないの?と思ったら、次の行に明確なお答えが。

お答え「ディレクショナルだとノーズ、テールの形状に違いがあるので、全長からの計測数値は全く当てになりません。サイドカーブそのものが全長から何cm下がってるかは…モデル次第です。」

なるほど・・・奥深いです。

お答え「私の板もディレクショナルですが、ノーズ、テールはほとんど同じ長さです。CUSTOMって昔から結構差がある傾向です。」

板によってコンセプトが異なれば、セットバックも形状も何もかも違ってくる、ということですね。CUSTOMといえばバートンの代表者みたいな板ですよね。ふむふむ、そうなんだ。

お答え「面白いのがBCのS。ディレクショナルだけど推奨セットバックは0です。こんな板もあります。」

豆知識的な付加情報まで教えていただきさらに一つ利口にしてくださるサービスつきなんです。本当にありがとうございますm(_ _)m。

板の推奨位置に乗ったら

このフライングVのオーナーさんはトリッキーに攻めたい、ということでツインみたいに乗ろうということでセットバックの謎に突き当たったのですが、「推奨位置が板のコンセプトが活きるから一度それで乗った感想を聞かせてくださいよ」とお願いすると「そうですね」と素直に試して乗ってみたら、『めっちゃやりやすい』そうです(^_^;)よかったよかった。

Burton Custom Flying V 158W インデックスメニュー

つぎのページは、ボードスペックの見方 です。

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