Sponsored Link

12 YONEX SMOOTH T ソールサンディング べ~ぶるの試行錯誤

前ページでソールのクリーニングをしてスノーボードを素っ裸にしたら、それまでわからなかったソールの波打があることがわかりました。ある程度ですが波打を消したいのと、これからたっぷりワックスを染み込ませたいので、軽くソールサンディングをしていきます。波打がなくなるまでのサンディングは今回はしません。メンテナンスしていく内に波打はだんだんとなくなりますから。

サンディングに使う道具

ソールサンディングに使う道具

今回使う耐水ペーパーは、400番、600番、800番の3種類を各1枚の3枚で行います。ワックスをしっかり浸透させるためのリフレッシュ目的です。ストラクチャーを残したいので400番からとしました。途中経過で画像を何枚か撮影しましたのでご覧下さい。

Sponcerd Link

サンディング前

サンディング前の状態

波打がおわかりいただけると思います。みなさま~~「新品こそ最上のもの」とお思いではありませんか~? たしかに何も手を加えないのであれば使っていく内に傷んできますから、その意味では新品が最上かもしれません。でも観点を変えると「新品は素材」と思っていいものです。その素材を、刃物でいうなら自分の好みに研いで使う、という感じですね。

400番で研いでいきます

水研ぎ

サンディングペーパーを塩ビ管に巻きつけてサンディングしますが、その前に、塩ビ管は水洗いしておきます。塩ビ管に巻きつけたペーパーに水を掛けて、余計なホコリを除去しておきます。

耐水ペーパーを巻きつけた塩ビ管を持って、水を仲介役にしながらノーズからテールへスノーボードの長さ方向へのみサンディングしていきます。

ソールサンディングにも種類があって、サンディングマシンの場合は回転するヤスリで研いでいくので「空研ぎ」というのに対して、今回のように水を使ってサンディングすることを「水研ぎ」といいます。400番の耐水ペーパーはKOVAXを使っていますが、粒度が一定しているという高品質だからなのかKOVAXって使ってて気持ちいいですね。暗示に掛けられている??

サンディング後

サンディング後

400番でサンディングした後、水気を拭き取りました。先ほどの波打が少し消えてます、というかマシになっています。ストラクチャーを消さない限界みたい。

3種類の耐水ペーパーでサンディングした後は

ペーパーの後は

400番、600番、800番の3種類でサンディングを終了しました。サンディングのあとはスクレーパーを軽くかけます。ほんの僅かですが、耐水ペーパーで削られたケバが取れます。サンディングのコツは、決して力任せにしないことです。耐水ペーパーの性能を信じてやって、軽い力で掛けていきます。スクレーピングのコツも同様、力任せにせず、研いだスクレーパーの刃先を信じて軽くかけます。

サンディング終了

サンディング終了

今回のソールサンディングにかかった時間は20分程度です。その時間内で手を拭いてカメラ持って撮影もしております。簡単でしょ??「私もしてみようかな」と思われたらぜひやってみてください。水気をぞうきんでしっかり拭き取って次の工程へ。

11-12 YONEX SMOOTH T チューンナップインデックスメニュー チューンナップインデックスメニュー

つぎのページは、ヒートワクシングのための ワックス準備 です。

← もどる カテゴリーマップ サムネイルギャラリー すすむ →

Sponcerd Link