SCOOTER G-7 サーモワクシング上がり べ~ぶるの試行錯誤
前ページでSCOOTER G-7のヒートワクシング佳境の模様を記載しました。ここでは追い打ちを掛けるかのようにアイロンでのワクシングとさらにガリウムピングをワクシングします。
「強制浸透くん」運転終了で蓋を開ける
ヒートワクシング開始から19分でワックスが溶け始め、47分で全て溶けて、ソールからの気泡が出てそこにワックスが入る、という状況のまま30分間ヒートワクシングを続けました。「強制浸透くん」運転時間は1時間17分でした。これでヒートワクシング終了ではなくて、先ほどのページで紹介したワックス切れを起こしている部分がありましたので、サーモボックスの蓋を開けてアイロンでダメ押しのワクシングを行います。
アイロンでのワクシングは最初はペーパーを使わずに満遍なく掛けてのち、ワクシングペーパーを使い余分なワックスをキック部分から落とします。ワックスが多いとスクレープするのも大変ですし、わたくしの場合このあとガリウムの高温帯ワックス・ピンクを入れるためです。
Sponcerd Link
アイロンでガリウムピンクを入れる
柔らかいワックスは入りやすい分、出て行きやすい。そのためヒーター専用ワックスの次に硬い(硬いといっても柔らかい)ガリウムピンクをアイロンでホットワクシングします。スノーボード自体は温まっているのでアイロンもなるべく低い温度でササーッと掛けてやりました。
このあと、ガリウムバイオレット・ブルー・グリーン・ブルーを入れますが、「強制浸透くん」の出番はここまでです。これ以降は5枚同時に温められる 「勝手に浸みる君」 でプレヒートしてからホットワクシングします。プレヒートしているのでワックス各色1回で済ませています。自作サーモボックスを作ってしばらくは各色5回とかしていたのですけど、だんだんに「プレヒートしてるんだからアイロンのみの5回分に相当するんじゃないか?」と思うようになっちゃいました。だんだん横着してますね。レジャーユースだしって適当な理由を付けて。。。でもワックス切れは起こさないので大丈夫です。
つぎのページは、 ガリウムピンクワックススクレープ です。