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12-13 SCOOTER G-7 ソール素材表記の疑問 べ~ぶるの試行錯誤

「12-13 SCOOTER G-7」をスクーターのWEBサイト上のカタログで見ると、ソールの素材が「ナチュラルシンタード」を使っているとなっているんです。
ソールの素材は世界中でも2~3社なんですよね、確か。
ISOだとどれくらいのグレードに相当するものなのか知りたかったのですが、WEBサイトには問い合わせフォームもe-メールでの窓口もない。
そこで、わからないことはいつも諸先輩に教わっているので、今回も教えを請いましたところ、速攻でご教授いただきました。

先輩いつもありがとうございますm(_ _)m

「SCOOTERは公式発表してないはず」とのことです。「あくまでも予測だけど」と断りを入れられて「OGASAKAでISOのシンタードだと7800を使うと思われる」とのことでした。

この先輩、ものすごくお詳しいのです。「7800」ってYONEXのハイエンドモデルSMOOTHよりも上級なのですよ。YONEXでいうとREVに使われているものです。う~ん!すごい。

そんなにいいモノを使っているなら表記すればいいのに、って思いますよね。
でも、日本人はやたらスペックにうるさい(^_^;)。たとえば「このソールは7800というがそれほど滑らない」とか(人によっては技術もないクセに仕様だけにはうるさく)「なんたらかんたら」いうので、うざったくて、、、だから公表なしなのでしょうか??

するとgogo先輩は、
「それもあるでしょう。また、メーカーとしても『うちの板が変な素材使ってる訳無いでしょ』という自信もあるでしょう。確かNovemberのシンタードが7800なので同じかと」

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ここからのご回答が実に奥が深い!!

ここでgogo先輩が憂いを抱いて、おっしゃるには、
「ただ、色んな人が勘違いしてるなとつくづく思うのが…ソールが走る板、と、踏むとよく走る板、は別の話ということです。
前者は例えばスケーティングでスイスイ進む板。後者はスケーティングは普通だけといざ滑り出すと明らかに走る板です。両方を兼ね備えた板はあまり無いかと。
試乗会に行くと感じるのですが…
例えば前者の例はMOSS、KING。後者は例えばYONEXのREV等。
個人的にですが
KINGは、スケーティングは速いけど滑り出すと普通→ソールの良さを生かせてない?
REVはスケーティングは普通だけど滑り出すと明らかに速い…ソール良ければもっと速い?
…個人的な感想です(笑)」

確かに、スノーボードが走る要素はソールだけではなく、ワックス・エッジ・ボードシェイプ(弧の大きさ・サイズ違いの弧の複合カーブ)・その他諸々のエンジニアリングデザイン、もちろん操作する人の技術などなど、実に様々な複合要因から成立しているのですが、おっしゃる通り勘違いしやすい部分ではあります。「バリバリ伝説」でカタナを駆る秀吉とCBのグンが初めてバトルして、負けたあとの子供の指摘でグンが気付く、という場面を思い出します。

gogo先輩のわかりやすいまとめ

知識をつけてくださったそのあと、先輩はとてもわかりやすくまとめてくださいます。
「G7…決して速さを求めたモデルじゃないです。それに対してソールの素材の細かいとこを気にしても、あんまり意味ないんじゃないかなと思います。板自体、走るような作りでもないので。
結論・・・ワックスだけしっかりやってやれば、板なりにちゃんと走るけどG7に過度な加速は期待するのは板のコンセプトから外れる…だから番手までは気にしなくても大丈夫…こんなとこでしょうか」

ね!??深いでしょ?結論そのものズバリですわね。先輩ありがとうございます。スピードを求める板じゃないことは承知しておりまして、ウサ子Aが伸び悩んでいるのを手助けしてくれると期待しております。
以上の教授内容から勝手なイメージを持ったのですが、“オガサカおじさん”がこう言っているのではないか・・・「買った人がちゃ~んと滑れるように、しょーもない素材は使ってねえべ。オラたちが作ったんだからな~、あとはおめえがしっかり手入れして上手くなるんだぞ」って言われているような。。。
オガサカおじさんは頑固オヤジのイメージです(^_^;)。
gogo先輩誠にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m

つぎのページは、 SCOOTER G-7 重量計測 です。

12-13 SCOOTER G-7 プレチューンナップ インデックス

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