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ステッカーチューンDIY べ~ぶるの試行錯誤

「スノーボードの表面に粘着剤を貼り付ける(失敗したら剥がす) = デッキの表面を傷める可能性がある」作業なので、デッキのトップコート層を傷めたくないという方はステッカーなど貼らない方がよいことを予め申し上げておきます。

ただステッカーを貼るだけのことなのですが、無神経に作業するとすぐ剥がれることもありますので、その手順をまとめておきます。

ここで使うステッカーは、カッティングシートを切り出した、わたくしのオリジナルデザインのものです。

オリジナルステッカーを注文できるサイトはこちらベアーズワークさん。

準備するもの

準備するものはステッカー、ウェス、ラッカーシンナー。画像では養生テープをステッカーに既に貼っています。

貼付場所とステッカーを同時に温めます。

ウェスにラッカーシンナーを少量含ませ、貼付面を拭いて脱脂します。シンナーでなくてもいいです。汚れ・油分が取れればいいので中性洗剤・エタノール・パーツクリーナーを使う方もいるみたいです。
その後、ドライヤーで、貼付場所とステッカー自体を温めます。夏場ならドライヤーはなくても可です。冬の低温下で貼ったら剥がれやすいですよ。
ドライヤを支えているのは、端材で作った「ドライヤ持つなら任せて君」です。

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空気が入らないよう

ステッカーの端から、空気が残らないように貼付、その後ショックレスハンマーで軽く叩いて密着させます。
自転車屋さんにパンク直してもらったら、ハンマーでパッチを当てたところをしっかり叩いてましたね。

マニキュアを塗ります。

養生テープ(再剥離させるためにこれを使用)を剥がした後です。人の目から見るとステッカーは平面でも、雪の結晶からみたらデッキに飛び出すいわば「突起物」でしかありません。どうしても剥がれてほしくない場合は方法があります。雪から見た「突起部分」を滑らかな丘陵地にしてやるためにマニキュアのトップコートを塗ります(※)。これでまずは剥がれません。ハイ。

※ マニキュアを使う場合は「剥がれないもしくは剥がさない意志」がある場合です。ときどき貼り替える場合などはトップコートまで塗らない方が面倒がなくていいですよ。

注意事項

今回の施工ではシンナーを使っていますが、消毒用のアルコールやソールのクリーナーがあればそちらをお勧めします。

自動車用のクリアー塗料でコートされているデッキ(RICE28はそうだとか)もありますので、シンナーでゆ~くりダラダラ拭くとクリア塗装を落としてしまい大変なことになるでしょう。シンナーしかない場合には、決してゴシゴシせず軽く手早く拭き取ります。

また、実際の経験値から、使用するマニキュアは、100均のものを使うと剥がれやすいです。700円くらいのものであれば耐久性があって安心できます。

剥がすときは

マニキュアを除去するために除光液もしくはシンナーでマニキュアを除去し、ドライヤーで温めながらカッターの刃先などでステッカーを浮かして剥がします。刃先をデッキ面に当てないようにしましょう。スノーボードの表面処理や作業の要領によっては除光液やシンナーはスノーボードを傷める危険性があるので、自信のない方はマニキュア使用はやめておくことをお勧めします。目立たないところでしてみて大丈夫ならしても構わないでしょうが、自己責任でどうぞ。

スノーボード自体が消耗品と思えれば何だってできちゃうのでしょうが、高価だったしなあと思えばステッカーを貼ることさえ剥がした時の紫外線焼けの違いがわかりますから、気になる方は何もしない方がいい鴨しれませんよ(^_^;)。

次ページは、カッティングシートの失敗しない貼り方

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