グラトリって？ べ～ぶるの試行錯誤
某大手ポータルの掲示板でも「グラトリに適した板は？」「○年目の自分がグラトリを始めるのにお勧めの板は？」という質問が数多く見受けられますね。
グラトリってかっこよく見える？見栄えが良い？派手に見えるから？楽しそう？やりがいがある？まあ、動機は何でもアリですが。
グラトリ
グラトリは鳥の一種ではありませんよ～(これから始めるというお父さん・お母さんも読者さん鴨しれないので念のため）。
ワンメイクなどのキッカー(ジャンプ台)で飛んでのトリック「エアートリック」に対して、平地：グランドで行うので「グランドトリック」（略してグラトリ）といわれますが、これは我が国だけのようで、海外ではバタートリックというようです。パンにバターナイフでバターを塗るように行うから。
キッカーはトリックをするための滞空時間を稼ぐために飛ぶのですが、着地(ランディングといいます)の失敗によるケガも多いのです。
グラトリは、そういう面から見ると安全ですよね。※トリックする時は周りをよく見て安全を確認してからしましょう！！
ワンメイクをバンバン飛ぶ人などには「グラトリは臆病者がするもの」とか言われることもあるくらいです。大きなお世話ですけどね(^_^;)
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グラトリ本来の意味
グランドトリックは、板をしならせる・弾くなどなど「板の扱い」に習熟するための遊びと教わりましたし、今もそう思っています。素晴らしいですね。「遊びの中に修行あり」ですから。
よって、硬くて長い板で練習すること自体、困難を極めます。
わたくし最初のボードは長さと値段で選んだらとても硬くて非常に苦労しました(直進安定性とターンはいいんですけど）。その時は最初の1枚なので硬いとか柔らかいとかわからなかったんです。DVD「JIB TRICKS」ジェイソン先生お勧めの「柔らかめ」に乗ってみたくて、店頭で板の柔らかさを手で確認してMorrow Blaze 141を購入しました。
もともとがジビングを楽しむためのボードコントロールのトリックのはずが、2012現在ではグラトリそのものが目的になっちゃっているようです。流行といえば流行でいいのかもしれませんが、ターンも安定しない次元でテールマニュアル（プレス）決めようとしたりサブロク回そうなんてムリがあると思えて仕方ないんですよね。
無理なトリックを場所も考えずにやって失敗して、他の人とぶつかるなど事故を起こすが故に「グラトリ禁止」と断るスキー場も出てきているようです。
場所を弁えて楽しめばいいのですけどね。
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