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ダリングってなに? べ~ぶるの試行錯誤

「ダリングなら自分でしたことある」っていう方は多いのではないでしょうか。ホームセンターで60円程度で売っているサンドペーパーたったの1枚で出来ますからね。わたくしも初めてのマイボードは、使い古しのサンドペーパーでガリガリとやりました。

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ダリングはエッジの角を落とすことです。滑走に関係ないキッカー(シャベル)部分のエッジは丸みを感じられる程度に丸めます。他の人やスノーボードに危害を加えないように、もちろん自分のためでもあります。

家族でゲレンデに行っても、ボード仲間でも、リフト乗り場でどうしても近づきますよね。そんなときに、キッカー部分のエッジをダリングしてないスノーボードでコツンとやられると下画像のようになります。

ダリングしていないエッジに当てられてのダメージ

デッキショルダー部(トップシート)の欠け

ホラ!こんな風にデッキが欠けたりささくれたりするのです。傷が深いと内部のコアにまで水が染み込むことも。。これは最悪!!ですので、ダリングしておくことでこういう不幸を防止できます。

某掲示板でも「友人とぶつかって自分のボードのソール(接雪点辺りのボード中央部分)にキズがつき、デッキ部分まで盛り上がった、修理は出来るのでしょうか?」とデッキソール共に画像付きで質問されていました。「現物をプロに見てもらった方がいい」等々いくつかの回答がついたあとショップで見てもらったそうです。素直ですね。ソールのキズはさいわいにも切れてはおらずへこんだだけのようで芯材にまで達してなかったそうです。画像ではソールのキズは直線ではなく円弧に見えたので「ダリングしていないエッジにぶつけられたのではないですか?」と質問したところその通りとのお返事がありました。シャベル部分にエッジの角があるとその部分は直角ですから衝突すれば食い込みます。ダリングしてあれば当たっても滑ります。丸い部分が食い込んでいくことは難しいのです。ダリングは最低限必要な作業として広く世の中に認知されてたらな~と悔やまれます。

このダリングという作業は、スキーにもスノーボードにも、最近流行のロッカーボードも対象になります。対象外なのはエッジのないスノーボードやパンダスキーくらいです。

次ページは、ダリングに使用する道具と方法 です。

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