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実際にケガするとどうなるか・・・ べ~ぶるの試行錯誤

前ページまでで痛い思いをする前にプロテクターの備えについてお勧めしてきましたが、ここでは実際に目の当たりにしたスノーボードでのケガについて記載します。ケガって実際に遭遇すると結構悲惨なんです。特に雪山というロケーションから痛い思いは倍増するのかも。。。

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悲惨といえば・・・・・・

奥美濃のゲレンデに出かけたときのこと、センターハウス前でうずくまっているお客さんがいました。「痛い、痛い」と訴えていましたが、意識もあるし、お友達が側にいたので大丈夫そうでした(仲間がいるとケガしたときに助けてもらえるのですが、ひとりで行ってるとなにかと困りますね)。

様子から鎖骨骨折のように思えました。救急車を呼んだものの、山奥なので、30分くらいかかるとのこと(山奥に行くときは特に安全に心掛けましょう)。運ばれるのも30分くらい、急勾配のくねくねした舗装も荒れてる道路を移動するわけですから痛いでしょうね。とてもお気の毒。

通常、救急で運ばれると、患部(怪我の場所)を見るためにハサミでウェアをジョキジョキ切られます。ウェアが3000円だろうが10万円だろうがお構いなしです。オートバイ乗りの方だと革ツナギだろうが切り裂かれます。致し方ありませんけどね。一刻も早く救わなくちゃ、ですから。。。そのお兄さんの場合、意識はハッキリしてるので自分で脱げればいいのでしょうけど。痛いから上半身固まってるわけで、動けなかっただろうなと思います。

そのお兄さんはキッカーで360まわってランディングに失敗し、「肩から落ちた」と言っていました。鎖骨骨折だと息をしにくくなる、といわれますが、そのお兄さんは大きな声が出てたので、息苦しくはないみたいでした。

キッカーでランディング失敗とはいっても、そこが斜面なら力は逃げるので、そんなに危なくはないのですが、テーブルトップ部分とか、ランディングの斜面が短いところで大ジャンプなどして、平地に落ちるとヤバいです。ヤバすぎます。平地に正常な姿勢で着地するのでもショックが大きいのに、ランディング失敗、それも足以外のところから着地すると、、、その瞬間は見たくないです。

こういうケースの場合、プロテクターは用をなしません。プロテクターごとドンッという衝撃がくるので、骨が耐えきれないと折れます。

こういう怪我を避けるには、極論飛ばないことですが、キッカーがあれば飛びたくなりますよね。ハサミがあれば何か切りたくなるし、ペンがあれば何か書きたくなるし。。。キッカーを始めようと思う方は小さなキッカーから始めて、体の軸をぶれないようにして等々、いろいろポイントを習って安全にかっ飛びましょう(^_^;)

ケガなく楽しいスノーボーディングにしてくださいね。

つぎのページは、ジバー向け です。

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