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逆エッジを起こしにくいスノーボード べ~ぶるの試行錯誤

「頭部にケガを負いやすい逆エッジに対し、ショップやメーカーは真剣に対策に取り組むべきだと思います」この憂い、わたくしの尊敬する北陸のエンジニア先生が2004年くらいに憂慮しておられた時のお言葉です。それから11年の歳月を経て、先生の祈りが天に通じたものと拝します「新品のスノーボードを購入するとプレチューンしてお渡しします」というショップも随分増えメーカーもエッジ処理して出荷されるメーカーも多くなってきたように思われます。

たしかに初心者で逆エッジ等の痛みに嫌気がさしたり、自分が全く上達しないことでスノーボードをやめてしまう、というのではスノーボードも売れなくなってしまうでしょうから、メーカー出荷時点でベースエッジビベリング処理をしていたり、ソール自体をコンベックス形状にして逆エッジが起こりにくいスノーボードをリリースするメーカーが増えるのはいいことであり、ダリング・ベースエッジビベリングなどのプレチューンをせずとも乗れる板が増えてきたことは喜ばしいことでございます。

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バタレオン

平成27年初めに衝動買いしたバタレオン ボスに乗ったのがわたくしの初バタレオンですが、実際に乗ってみて、「何も分からない初心者の気分」で乗ってみたら逆エッジが起きない、という新鮮な感動を覚えまして、上記の先生のお言葉を思い起こした次第です。先生!時代が先生にやっとついてきたようです!!

いくらロッカーがエッジがかかりにくいといいましても、ベースエッジビベリングが入っていないとやっぱり逆エッジを起こすのであります。これはロッカーボードを購入した初心者さんを見ていてもハッキリ分かります。エッジが直角のキャンバーボードより若干マシな程度ですよね。

バタレオンだけではなく、オガサカ系やサロモンなど数社ではエントリーモデルでもベースエッジビベリングを入れて出荷しているので、初心者さんには板をフラットにしただけで逆エッジが起こるスノーボードは避けるべきでしょうし、「廉価版のスノーボードしか買えないよ」という方はお買い上げ時にプレチューンしてくれるショップを選ぶか、プレチューンナップに別途出すか、エッジシャープナーを購入して自分でビベリング処理をすることを強くお勧めしております。

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つぎのページは、 バタレオンディザスターバインディングセットモデル です。

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