やまさん道具紹介「ワックスカスの付着しないスクレーパー」 べ~ぶるの試行錯誤
このページは読者さんであるやまさんから寄せられた「ご自慢の道具・創意工夫の結晶」をご紹介しています。
ご本人のご説明
毎回悩まされるスクレーピング後のWAXのこびり付きをどうにかできないものかと考えていました。毎回リムーバーで落とすのは臭いもありますし、正直面倒だったのです。
そこで辿り着いたのはクッキングシートでした。シリコンコートでツルツルしたやつです。
こちらは今までフッ素入りの滑走WAXを塗るときにワクシングペーパー代わりに使用していたものです。耐熱温度も250℃と十分ですが板への影響は分かりません。今の時期はお餅を焼くのに大活躍ですね。
制作方法
クッキングシートをスクレーパーの大きさより3〜5mm小さめに切ります。スクレーパーを研ぐ分を考えてです。
これを両面テープで貼るのですが、このままでは貼り付かないのでシートの貼る面を紙ヤスリで撫でるように軽くすります。すると表面の艶が消えてテープが貼れるようになります。画像では全面に両面テープを貼っていますが、三角形の辺の付近だけでも良かったかもしれません。
画像のスクレーパーは2日前に実際に使用後のものです。リムーバーは使っていません。シートを貼っていない部分にわずかにWAXが付きますが、簡単に取れます。これは大成功でした。
スクレーピングの裏技
スクレーピングの裏技として霧吹きも使っています。
ブラッシング時の霧吹きは有名ですが、スクレーピング時にしたらどうなるんだろうと思い実践してみました。これまた大成功です!硬いWAX特有のフワフワした削りカスが球になってゴミ箱に落ちていきます。後片付けが断然楽になりました。
追記
こびりつかないスクレーパーでもう一つ効果があったものがありました。
それはシートが付いていない辺の部分を軽くペーパーで擦るんです。
もともとはスクレーパーのガタガタを直そうと思ってやったのですが、結果的に良かったみたいです。たぶんツルツルの面よりペーパーで擦って細かく凹凸がついたほうが剥がれやすくなるんでしょうね。
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べ~ぶるの感想
クッキングシートですか!?お菓子作りに凝った時に初めて使いました。なるほどですね。BURTONの3回使えるスクレーパーもなつかしい。スクレーパーがワックスで汚れているのがイヤ、という方には朗報のテクニックです。身の回りに使えるものは結構あるよ、というお手本ですね。
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