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WAX PLUS(ワックスプラス)のセールスポイント べ~ぶるの試行錯誤

ショップの説明

「サーモ効果により、ソールの奥深くまでワックスを浸透させるシステムです。ワックスの持ちが良くなり、従来より高い滑走性を持続させます。 これにより、シーズン前に何回も行っていたベースメイクを省くことが出来ます」
※USED(使用後)ボードの場合は、ソールの状態が悪い為充分な効果は得られません。フルチューンナップ併用のみお受け致します。
※このシステムは、真空での圧力をかけるモノではありませんのでボードの破損はございません。

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セールスポイントを読み解く

サーモ効果により、ソールの奥深くまでワックスを浸透させるシステム

じっくりとソール全体を温めることによって非結晶部分を広げてそこにワックスを奥深くまで浸み込ませる、ということですね。奥深くとはいっても比喩なので1.2mm厚のソールのコンマ何㎜という奥深いところまで浸みる、ということです。

メースメイクを省く

これはガリウムのペネトレーションヒーターでも説明されていますが、板を90分60℃で温めてからホットワクシングすると、アイロンだけのワクシングに比べて5倍相当浸み込む、ということですね。大多数の一般的なアイロンだけのホットワクシングの5回分ということですから、省力化はウソではないですね。

注意事項

「ソールの状態が悪い中古スノーボード(使用中の板)には充分な効果は得られない」とのことです。そりゃそうですね。クリーニングもせずにワックスだけ浸み込ませよう、というのはムリですし、ベースバーンを起こしたソールなどケバがジャマしてワックスが入らないともいわれます。これはWAX PLUSに限ったことではないですけど、「浸透装置だから浸透するでしょ」と安易に依頼する人もいるからこういう注意書きになると思います。

V-サーモとは違うよ、といっている

「空気圧は関係ないのでボードの破損はない」と説明されています。WAX PLUSという装置の設定温度が不明なので何とも言えませんが、スノーボードの破損は空気圧だけではなく熱(高熱)ですよね。70℃くらいになるとスノーボードの構成パーツをくっつけている接着剤が軟化する、緩くなった所に剥離が起きたりするそうです。いい加減な店員さんが取り扱いを誤ると破損も起きそうなので、店主は任せられる人にしか操作させないでしょうね。

つぎのページは、 WAX PLUS(ワックスプラス)観察 です。

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